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「現代美術の展望「VOCA展2011 -新しい平面の作家たち-」」

そういえば告知が遅れましたが、例年行事の「VOCA展」の推薦委員を務めました。
震災の影響で、開催直後から緊急の閉館日が続きましたが、現在は再開され、3月30日まで上野の森美術館にて開かれています。
http://www.ueno-mori.org/voca/2011/index.html

私が推薦したのは、作家自身の身体込みでのインスタレーションなどで知られる雨宮庸介氏です。
勿論普段の雨宮氏の作品は絵画でもなければ平面でもないのですが、推薦者がわざわざ空気を読んで、いわゆる「画家」を選ばなければならないなどという法はないわけで、確信を持って推薦したわけです。
そのせいかどうか、どの賞にも引っかからなかったのは不思議でなりません!
ちなみに、今回雨宮氏は、オイル・オン・キャンヴァス! つまり直球で「油絵」を出品しています。
ぜひご覧ください。
なお、展覧会に併せて刊行されたカタログには、私自身カタログ現物を未だ未見なのですが、恐らく推薦文とやらの拙文が載っていると思われます。
一応形式的には「推薦文」ということなんですが、実質的な内容は、コンパクトな雨宮論になっているはずです。
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by rnfrst | 2011-03-25 00:18

「原爆を視る1945-1970」開催中止

目黒区美術館にて4月9日から開催が予定されていた「原爆を視る1945-1970」展ですが、先日の東北地方太平洋沖地震による災害を受けて、開催中止になってしまいました。
http://www.mmat.jp/

ネット上での様々な声を読んでいると、「むしろこんな時だからこそ開催すべきでは」はたまた「自粛はいかん」的な発言も見られますが、まだまだ社会不安が続くなか、致し方ない判断だと思います。
開催目前まで展覧会の準備をなさってきた、担当学芸員諸氏も、つらいところでしょう。
この展覧会、私も無縁ではなく、カタログへ掲載されるはずだった拙稿や関係者へのインタヴュー記事、会期中のトークイヴェントへの出演などが予定されていたのですが、ひとまずすべてキャンセルになってしまい、なんとも複雑な心境を抱いています。
しかし、新聞への談話を見ると、美術館の田中館長も「来年はぜひ開きたい」などの発言をなさっているように、いずれ展覧会を実見する機会が訪れるかもしれません。
今はともかく、被災者の方々の日々の平穏が少しでも早く訪れることを祈るとともに、放射性物質の被害の拡大が収束することを願うばかりです。
展覧会が実現されるのは、それからでも決して遅くはないと思います。
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by rnfrst | 2011-03-24 18:43

「石田尚志in沖縄」製作日誌 始動!

美術家の石田尚志さんをフィーチャーする、沖縄でのプロジェクトを、水面下で進めてきたのですが、この度「「石田尚志in沖縄」製作日誌」と題してホームページを開設しました。
http://ishidaokinawaproject.ti-da.net/
プロジェクトの進行を、随時レポートしていく予定です。
5月に沖縄でのイヴェントを計画しています。
イヴェントの詳細な情報は、このブログでも告知しますが、内容としては、恐らく沖縄でしか見ることのできない要素が盛りだくさんのものになると思われます。
ぜひご注目を。
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by rnfrst | 2011-03-10 00:52

コロキウム 「沖縄1945後の文化形成とプロパガンダ」

以下の研究会にお招きいただき、発表を行うことになりました。
物々しいタイトルの研究会ですが、刺激的な討議空間になるのではないかと思われます。
私は、本土復帰前後の沖縄における写真表現を中心に、発表を行う予定です。
以下、概要です。


科研合同研究会 コロキウム
「沖縄1945後の文化形成とプロパガンダ」

 戦後沖縄は、その米軍政府下に置かれた時代も、施政権返還日本復帰後も、アメリカ文化との、またそれ自体アメリカの強い影響下に置かれた本土の文化とのぬきさしならぬ、しかしまた単純化することの許されぬ関係の中で、その芸術文化形成の歴史を刻んできた。プロパガンダを、国家や党派等の理念や基準をあらわに描いてその説得伝播を企図するものに限定せず、特定の国家等の文化の基準やフレームの影響力を他に及ぼそうとする「ソフト」な形態におけるそれまでをも包含するものと考えれば、沖縄の戦後の文化形成のプロセスは、日米のプロパガンダの間でその双方に大きく規定されながらもそのいずれにも解消されない課題をも立ち上げて進んだと言えるであろう。
 「20世紀沖縄の芸術諸領域の文化論的研究」(研究代表者:久万田晋)と「プロパガンダと芸術--〈冷戦期/冷戦後〉」(研究代表者:長田謙一)の合同で、標記課題のもと、ゲスト研究者による報告を交え、研究討議をおこない、両科研共同研究双方の研究進展を図る。

開催日:2011年3月13日(日)
時間:1:30~6:00
場所:沖縄県立芸術大学 附属研究所AV講義室(第三キャンパス内)
http://www.ken.okigei.ac.jp/html/access.html

開会あいさつ
久万田晋(沖縄県立芸術大学)
長田謙一(首都大学東京)

提題
三島わかな(沖縄県立芸術大学)
豊見山和美(沖縄県公文書館)
土屋誠一(沖縄県立芸術大学)
久万田晋(沖縄県立芸術大学)

総括討議
閉会
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by rnfrst | 2011-03-08 22:42