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『photographers' gallery press』10号 「土地としての写真 阿波根昌鴻の写真について」

『photographers’ gallery press no. 10』に、表題の拙論を寄稿しました。
6月20日に刊行とのことです。
沖縄の伊江島における土地闘争についてよく知られる、阿波根が撮影した写真についての論考ですが、「阿波根昌鴻って誰?」という向きには、伊江島にある「わびあいの里」のウェブサイトをまずはご覧になることをお勧めします。
ここでは、1982年に刊行された阿波根の重要な写真集も購入することができるはずです。
http://www3.ocn.ne.jp/~wabiai/

それにしても、photographers' galleryの写真家たちによって編集され、毎年刊行されるこの雑誌、毎号のことながら、凄く刺激的です。
私の手元にも届いたばかりで、まだ内容を精読できていませんが、下記に貼りつけておく目次をみて明らかなように、本気感とネ申感が伝わってきます。
というか、ディディ=ユベルマンにオリジナルのインタビューを取って、それを掲載できる出版社や雑誌が、他に存在するでしょうか?
特集も凄いですが、個々の論考や大島洋氏の作品の貴重な再録なども含め、これは必見でしょう。
http://pg-web.net/home/information/press10/index.html

『photographers’ gallery press no. 10』
▼特集:ジョルジュ・ディディ=ユベルマン──イメージで思考する
*邦訳
「蛍の残存─第2章─」「イメージは燃える」橋本一径訳
*インタヴュー
「ジョルジュ・ディディ=ユベルマンに聞く」聞き手:橋本一径
本邦初、ディディ=ユベルマンへのロング・インタヴュー23頁!(日英併記)
*橋本一径
「《アトラス》──いかにして世界を背負うか」
*豊島重之
「獲物の作法/被射体の書法──オーギュスティーヌとシュレーバーをめぐって」

▼CONTENTS
倉石信乃「孤島論」
小原真史「富士写真小史 1853-1945」
平倉圭「時間の泥──ロバート・スミッソン《スパイラル・ジェッティ》」
前川修「ブルデュー『写真論』を読む」
土屋誠一「土地としての写真──阿波根昌鴻の写真について」
江澤健一郎「絵画という開かれた傷口──ジョルジュ・バタイユ『マネ』をめぐって」
中谷礼仁「Sense the Depth from the Surface──インド・ボーパール2011ワークショップ」
瀬戸正人「Varzea/バルセア──消えゆく土地」
大島洋「再録・写真展案内状「三閉伊」」

発行元/photographers’ gallery
判 型/B5判(W182 × H257mm)
頁 数/244頁
定 価/2,520円(本体2,400円+税)
発行日/2011年6月20日
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by rnfrst | 2011-06-18 14:11