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「TRAILer 佐々木友輔新作展」12月11日@イメージフォーラム・シネマテーク

開催で開かれていたある研究会で、ばったり出くわしたので、なんとなく念頭にあったことを一方的にまくし立てていた。
「おお、佐々木君! 相談なんだけどさ、沖縄で撮影してみない?」
それが2015年のことで、結果的に、朗読のための脚本まで書いてしまった、佐々木友輔監督による「TRAILer」が、お披露目上映されます。
批評家ごときが書いた脚本を、いまを輝く詩人のカニエ・ナハさんが、超素敵なヴォイスで朗読してくださっているという、執筆者としては羞恥プレイ以外のなにものでもないのですが(笑)、内容はいたって真面目なもので、沖縄戦での前線の地上ルートをたどる、そしてそのことから何が見えてくるか(あるいはこないのか)ということを検証するような内容、とでも要約すればいいのでしょうか。
上映会当日には、佐々木監督、カニエさん、土屋の3人でトークもありますので、どうぞご来場をお待ちしております。
自分自身の物語能力を棚上げして言えば、とにかく最高のスタッフと協同することになり、とうとう作品制作の中身にまで入ってしまったと、嘆息しつつも、私もスクリーンで観ることを、楽しみにしてます。
同時上映で、佐々木監督が高校2年生(!)の際に撮った「手紙」(2002年)も併映され、このプログラミングにもこの2016年末に上映すべきそれなりの深い(のかな?)理由があるらしいので、できれば通し(各回入れ替えなんです)で観ていただければ!

「TRAILer 佐々木友輔新作展」
 映画制作を通じて人間の生きる場所と風景の問題に取り組む映像作家・佐々木友輔による2作品。
『手紙』は、イメージフォーラム・フェスティバル2003で大賞受賞、その後ロッテルダム国際映画祭など各地で注目を集めた、作者高校2年時の鮮烈デビュー作。
 新作『TRAILer』は、沖縄を舞台として、映像とテキスト、声と音楽が多層的な場所のイメージを形成する。上映後は、朗読を担当した詩人のカニエ・ナハ氏、朗読脚本を執筆した美術批評家の土屋誠一氏をゲストに迎えてのトークイベントを行なう。
日時:12月11日
16:00 「手紙」+ティーチン
18:00 「TRAILer」+トーク

会場
イメージフォーラム3F「寺山修司」
東京都渋谷区渋谷2-10-2
TEL. 03-5766-0116

当日受付
一般700円/会員500円
2回券1000円/研究生無料
※各回入替制
※2回券はお一人様用です

「手紙」
ほぼ全編を携帯電話のメール送受信のみで構成した佐々木友輔の長編デビュー作。書いては消しを繰り返し、届かなかった言葉と届いた言葉、相手からの返信を待ち焦がれる指先だけで描く「人間ドラマ」。イメージフォーラム・フェスティバル2003一般公募部門大賞受賞。

「TRAILer」
1945年の春。米軍が読谷村・渡具知から沖縄本島に上陸し、同年6月に摩文仁の丘で日本軍の組織的抵抗が終了した。2015年の冬。私は渡具知ビーチと沖縄平和祈念公園を検索し、Google Mapだけを頼りに、2点を結ぶ撮影の旅に出た─。初めて訪れた土地のイメージと、その土地に抱いてきたイメージの距離を探る〈場所映画〉の最新作。

佐々木友輔
1985年兵庫県生まれ。映像作家、企画者。近年の上映・展示に「反戦 来るべき戦争に抗うために」(SNOW Contemporary、2014年)、「第7回恵比寿映像祭」(恵比寿ガーデンプレイス、2015年)、「記述の技術 Art of Description」(ARTZONE、2016年)など。主な著作に『floating view “郊外”からうまれるアート』(編著、トポフィル、2011年)、『土瀝青ー場所が揺らす映画』(編著、トポフィル、2014年)など。

カニエ・ナハ
1980年神奈川県生まれ。詩人。2010年「ユリイカの新人」としてデビュー。2015年エルスール財団新人賞〈現代詩部門〉。2016年、詩集『用意された食卓』(私家版、2015年/青土社、2016年)で第21回中原中也賞。新作詩集は『馬引く男』(私家版、2016年)。装幀家として詩集の装幀も手掛けている。装幀/デザインの近作に萩野なつみ『遠葬』(思潮社、2016年)、永方佑樹『√3』(思潮社、2016年)など。

土屋誠一
1975年、神奈川県生まれ。美術批評家、沖縄県立芸術大学准教授。著書(共著)に『実験場 1950s』(東京国立近代美術館、2012年)、『現代アートの巨匠』(美術出版社、2013年)、『拡張する戦後美術』(小学館、2015年)など。

上映作品
手紙 佐々木友輔/デジタル/72分/2002
TRAILer  佐々木友輔/デジタル/50分/2016

http://www.imageforum.co.jp/cinematheque/993/index.html
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by rnfrst | 2016-11-26 09:02

「第2回こらくりアーツ展覧会in安座真」12月10日 プロモーション映像上映

うーん、参照してもらうためのネット上のソースがない……。
と、困ったところなのですが、開催日も迫っているので、告知をします。
私と共同製作、いや、正確に言うと、私が製作、映像作家(で肩書はいいのだろうか)の外間光ディレクションによる、プロモーション映像のプレミア上映会を行います。
今年で2回目になる、南城市と私の本務校との連携プログラムとして、「こらくりアーツ展覧会」というのが、昨年からスタートしたのですが、そのプログラムの一つとして、上述のプロモーション映像を製作・公開するというものです。
以下が概要です。

プロモーション映像プレミア上映
作品「簡単な風景(仮題)」(監督:外間光、製作:土屋)

上映日時:12月10日(土)16時~ (作品上映+土屋からの製作意図の解説)
会場:安座真ムラヤー(南城市知念安座真151)

こんなところでしょうか。
「こらくりアーツ展覧会」は、ほかにもワークショップや作品展示など盛りだくさんで、適当なリンク先が見つからないので、ひとまず下記のものをURLとして貼っておきますが、近々ネット上でも情報がリリースされるんじゃないかと思います。
もしご不明な点ありましたら、南城市役所観光商工課にお問い合わせを。

https://www.kankou-nanjo.okinawa/event/details/337

ともあれ、世間的には全然無名、知っている人は強烈に知っている、天才若手映像プリンスの外間光さんの、作品を観ることのできる貴重な機会ですので、来ないとヤバいです!
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by rnfrst | 2016-11-25 22:11

「「不良債権」かもしれない美術をめぐって」『REAR』38号

表題の論考を寄稿しました。
書誌情報を上げると
・「「不良債権」かもしれない美術をめぐって 美術評論家連盟シンポジウム「美術と表現の自由」を終えて」『REAR』38号(2016年)
です。
内容はタイトルを読んでのごとくですが、よろしければご一読ください。

http://2525kiyo.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/rear38-27eb.html
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by rnfrst | 2016-11-22 08:59

第3回芸術学専攻特別講座「安冨歩フリートーク」

私の本務校の出身で、長らく関東を拠点として精力的に活動している画家の与那覇大智さんは、結構不思議なネットワークを持っておられる方で、経済学者でTVなどを通じてもよく知られているであろう、東大の安冨歩先生ともお知り合いだそうで。
与那覇さんには、私の所属するセクションで、実技の指導を毎年してくださっており、授業のために帰郷なさっているこの間に、安冨先生をお招きしてのトークを、所属先の主催で開催することになりました。
さてはて、どんなトークになるのか私もわかりませんが、客席から楽しみに拝聴したいと思っております。
どなたでも入場できますので、ぜひご来場ください。

芸術学専攻特別講座 第3回
「安冨歩氏 フリートーク」 
聞き手 与那覇大智氏

日時: 2016年11月25日(金) 19:00~20:30
会場: 沖縄県立芸術大学 首里当蔵キャンパス
     一般教育棟3階 大講義室
入場料:無料(どなたでもご入場いただけます)
主催: 沖縄県立芸術大学 芸術学専攻  
     tel: 098-882-5070  e-mail: geijutsu(at)okigei.ac.jp

http://okigeigeigaku.blogspot.jp/2016/11/blog-post_9.html
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by rnfrst | 2016-11-21 09:10

『美術手帖』2016年12月号「特集・あなたの知らないニューカマー・アーティスト100」推薦・執筆

『美術手帖』最新号の表題の特集で、新進作家3人の推薦とそれらの作家の紹介文を寄稿しました。
私が推薦した作家は、TYM344、手塚太加丸、佐々木友輔各氏(登場順)の3名です。
「概ね、日本の若手美術作家は、こんな感じなのか」とチェックするためにも、有益な特集なんじゃないかと思います。
ぜひご一読ください。

http://www.bijutsu.press/books/2016/11/-201612100.html
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by rnfrst | 2016-11-20 19:24