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「写真とモビリティーズ 共同討議」『美学芸術学論集』14号

表題の、先日行われた神戸大学での口頭発表+討議が、同じくもはや名物論集と言っていい前川修+大橋完太郎率いるセクションから、研究論集が刊行されました。

土屋誠一・渡邉大輔・前川修・中村紀彦・大橋完太郎「写真とモビリティーズ 共同討議」『美学芸術学論集』14号(2018年)

さらに、私の口頭発表については、

中村紀彦「土屋誠一「「写真」の再定義、あるいは定義なしに「写真」を把握するための試論」報告」

として、アピチャッポン・ウィーラセタクンについての、早くも日本語圏内の第一人者になっちゃったっぽい、博士課程の中村さんが、俺の発表の意図を汲んで、俺が言いたいことを俺より正確に書いてくれたんじゃね?的な、あまりにも要領を得た素晴らしい報告文にまとめてくださっています。
いやー、中村くん、凄いなぁ……(滝汗)。

言い訳しておくと、この研究会のもうお一方の渡邉大輔さんは、ちゃんと発表内容を論文にまとめておられるのですが、なんで土屋はそうじゃないんだよ?という当然のツッコミはあると思うのですが、ちょっと舞台裏を明かしておきましょう。
この発表は昨年度に行われたもので、ちょうどサバティカルめいた制度で京都に滞在中に行ったもので、休暇中は可能な限りあらゆるご依頼はお断りすることにしていたのですね。
で、この研究会へのお誘いも、当初はお断りしていたのですが、前川修番長の教育的恫喝(冗談ですよ、半分は 笑)もあり、お引き受けせざるを得なかった。
それで折衷案として、口頭発表はじゃあやりますよ、その代わり、『美学芸術学論集』への論文執筆はご容赦願いたいということで、中村くんの報告文ということで落ちたわけですが、結果的には「中村大勝利」というのが、この14号の結論になるのではないでしょうか(笑)。

というわけで、多分近日中に、リポジトリにアップされるはずですので、オンラインでご覧いただければ。
どうしても紙媒体でほしい人は、何らかの方法で、しかるべき人物にコンタクトを取ってみると、どうにかなるかもしれません。

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by rnfrst | 2018-05-05 20:43
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